TOP > 試合日程・結果 > 日程・結果 > 2021 > 2021明治安田生命J1リーグ 第38節

試合結果・日程

2021明治安田生命J1リーグ 第38節

2021年12月4日(土)14:03KICKOFF 三協フロンテア柏スタジアム

HOME 試合終了 AWAY

柏レイソル

2
  • 0 前半 2
  • 2 後半 1
3

大分トリニータ

53分 戸嶋 祥郎
55分 マテウス サヴィオ

21分 渡邉 新太
30分 下田 北斗
66分 増山 朝陽
53分 戸嶋 祥郎
55分 マテウス サヴィオ
21分 渡邉 新太
30分 下田 北斗
66分 増山 朝陽

得点
時間 チーム 背番号 名前 得点経過
(~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート)
21分 大分 16 渡邉 新太 左 28 → 3 → 中央 33 → 16 右足S
30分 大分 11 下田 北斗 中央 直接FK 11 左足S
53分 28 戸嶋 祥郎 右 11 → 中央 25 左足S 相手GK こぼれ球 28 右足S
55分 11 マテウス サヴィオ 中央 35 → 相手DF クリア 相手DF こぼれ球 11 右足S
66分 大分 39 増山 朝陽 中央 3 → 33 → 3 → 39 左足S
メンバー
監督
ネルシーニョ
監督
片野坂 知宏
位置 背番号 名前 シュート 位置 背番号 名前 シュート
前半 後半 前半 後半
GK 17 キム スンギュ 0 0 GK 1 高木 駿 0 0
DF 25 大南 拓磨 0 1 DF 3 三竿 雄斗 0 0
DF 3 高橋 祐治 0 1 DF 14 エンリケ トレヴィザン 0 1
DF 4 古賀 太陽 0 0 DF 15 小出 悠太 0 0
DF 20 三丸 拡 0 0 MF 6 小林 裕紀 0 0
MF 27 三原 雅俊 1 MF 8 町田 也真人 0 0
MF 22 ドッジ 0 MF 11 下田 北斗 1 1
MF 28 戸嶋 祥郎 1 2 MF 28 野嶽 惇也 0 1
MF 11 マテウス サヴィオ 1 2 MF 39 増山 朝陽 0 1
MF 39 神谷 優太 0 2 FW 16 渡邉 新太 2 2
FW 35 細谷 真大 0 2 FW 33 呉屋 大翔 1 1
位置 背番号 名前 シュート 位置 背番号 名前 シュート
前半 後半 前半 後半
GK 21 佐々木 雅士 GK 22 ポープ ウィリアム
DF 15 染谷 悠太 0 DF 2 香川 勇気 0
DF 24 川口 尚紀 DF 41 刀根 亮輔 0
MF 26 椎橋 慧也 0 DF 49 羽田 健人
MF 33 仲間 隼斗 1 MF 17 井上 健太
MF 36 山田 雄士 0 MF 25 小林 成豪 0
FW 19 武藤 雄樹 0 FW 13 伊佐 耕平 0
  • 警告・退場
    時間 チーム 名前 理由
  • 交代
    時間 チーム 交代
    46分  三原 雅俊 → 染谷 悠太
    46分  ドッジ → 椎橋 慧也
    74分 大分  呉屋 大翔 → 伊佐 耕平
    74分 大分  野嶽 惇也 → 香川 勇気
    84分  細谷 真大 → 武藤 雄樹
    84分  戸嶋 祥郎 → 仲間 隼斗
    84分  マテウス サヴィオ → 山田 雄士
    84分 大分  増山 朝陽 → 刀根 亮輔
    84分 大分  町田 也真人 → 小林 成豪
  • 試合統計情報
    チーム 大分
    45 90 項目 45 90
    14 3 11 シュート 11 4 7
    6 2 4 GK 6 2 4
    5 3 2 CK 3 2 1
    10 7 3 直接FK 10 6 4
    3 2 1 間接FK 4 0 4
    3 2 1 オフサイド 3 0 3
    0 0 0 PK 0 0 0
  • データボックス
    天候 入場者数  6,028人
    弱風 主審  福島 孝一郎
    気温 23.6℃ 副審  平間 亮
    湿度 20% 副審  森川 浩次
    ピッチ 全面良芝 第4の審判員  塚越 由貴
    VAR  柿沼 亨
    AVAR  岡 宏道
ハーフタイムコメント
【柏レイソル】ネルシーニョ 監督
◆ミスを恐れるな!
◆勇気を持って、ボールを前につけていけ
                             
【大分トリニータ】片野坂 知宏 監督
◆守備は粘り強く
◆集中して入ること
◆走って今日勝とう
試合終了後のコメント
ネルシーニョ 監督
前半、入りが非常に悪くなかなか我々のテンポで試合を進めることができなかったので、ハーフタイムに入ってシステムを変えて相手の攻撃に対してよりプレスを強化しようという話をした。前半から相手のボランチのところでボールを引き出され、フリーでボールを持たれることが多かったが、後半に入ってからは我々が主導権を握って2点を取り返した。あわや逆転にまで持ち込めそうな状況が作り出せていたが、同点になってからまた自分たちの守備が下がってしまい、相手のボランチはクオリティも経験のある選手なので、そこから攻撃の形を作られるようになってしまった。相手に再び主導権を握られてしまったことにより、再び間を引いてしまった、そういったゲームだった。

(後半から入った椎橋選手と染谷選手にはどのような指示を送ったのか)
後半はスリーバックにしたので、特にセンターのレーンの守備を安定させようと伝えた。両ワイドのタクマ(大南)、ミツ(三丸)がより攻撃に出ていけるように、また相手のボランチをしっかり押さえるようにという指示を送った。前半はなかなか良い守備から攻撃に出ていくという形が作れていなかったが、後半はソメ、シイが入ったことで守備が安定した分、サヴィオ、マオ(細谷)、ユウタ(神谷)の距離感が良くなって、かつ相手のボランチによる流動的な球の引き出しに対応できるようになっていた。

(4バックで試合に臨んだ意図は?)
これまでもさまざまなシステムの相手と対戦してきて、前節の札幌も今日の大分もそうだが攻撃により人数をかけてくる場合の我々の守備の安定は、自分たちが守備から攻撃に出ていくうえで非常に大切である。ただそれはシステムの問題ではなく、一人一人が与えられた役割をいかなるシステムであってもこなせるかどうか。それがどのゲームであっても非常に大事になってくると自分は思っている。

(来シーズンの続投が発表されたが、来シーズンに向けて)
やはり選手がピッチの上で判断して戦っていく上で、戦う決意というものをまずしっかりと持ってピッチに立つことが、今年もそうだったが来年はさらに求められる。今シーズンを振り返ると、結果が出ていない時というのは戦術・技術的な問題もあるがそれ以前のベースの部分、一人一人が戦う決意を持ってピッチに立つことが求められていた。それに関しては今年以上のものを選手たちに求めていきたいと思う。
戸嶋 祥郎 選手
ズレを作られないようにということと、逆に攻撃ではズレがある状態でスタートするので、そこを上手く作っていこうと試合に入ったけれど、そこの優位性を向こうに取られてしまった。後半は噛み合わせて自分たちの時間も作ることができたのかなと思う。

(後半はどのあたりが改善された?)
前半に比べて相手とマッチアップする場面は増えたので、そこでギアを上げることができた分、一度は追いつけたのかなと思う。それを前半早めのうちに修正しなければいけなかったのでそこは反省しなければいけない。

(2-2になった後、チャンスをものにできずに勝ち越しを許してしまった原因について)
まずは2点取った段階で自分たちはもう1点を取って勝ち越そうと思ってやってはいたけれど、チャンスもある中で決めきれなかった。どこかで無意識に(同点になったことで)落ち着いてしまったところがあったのかなと思う。監督からも(プレーが)後ろ向きだったと言われて、そこで圧力が弱くなってしまったり、決定機を外してしまったことで相手に突き放されてしまったのかなと思う。
チャンスはあったし、決めきっていればというたらればの話になってしまうけれど、そこの弱さ、同点に追いついたのにまた失点を許してしまう弱さが出てしまったと思う。個人的にも3失点目の時にスペースを空けてしまっていたので、しっかりと耐えるところが1年通してなかなか植え付けられなかったかなと思う。

(前半、4バックでの狙いである攻撃の厚みを出すことがなかなかできなかったように思うが、ピッチではどう感じていた?)
相手が3バックなのか4バックなのかによって両サイドハーフの僕と神谷で上手く奪いに行くシーンをもっと作りたかったけれど、技術や立ち位置で相手に上回られてしまった。そこで上手くいかなかったのがまず反省点。それを変えることができないまま失点に繋がってしまったし、局面でも僕自身2失点とも絡んでしまったので、単純に弱さが出てしまったように思う。

(自身の得点シーンを振り返って)
僕らは追いつかなければいけない状況だったので、入りはすごく上手くいった。相手としては圧力を感じていた時間帯だったと思う。その中で僕は前に前にボールを繋げたり(前に)出て行ったりということは心がけていたので、それが点に繋がったことは良かった。

(3失点目以降は上手くゲームをコントロールされてしまった?)
後半に関して言えば自分たちの方がボールを持つ時間も多く、試合を掴む時間は長かったという風に僕は思っている。その中で決定的なシーンのワンチャンスツーチャンスを自分たちは決められなくて、相手に決められてしまった。ゴール前で体を張るところ、足を振るところは上回りたかった。

(来季に向けて)
勝って終わって色々な期待感、良い雰囲気を作ってシーズンを終えたかったけれど、このような結果になってしまった。色々な方を悲しませ、失望させてしまったと思っている。本当に取り返すしかないと思っているし、一番下からのスタートだと思って取り組みたい。もっと強いパワー、強い覚悟でプレーしなければいけないし、現実を受け入れるという意味ではこういう結果になった分しっかりと向き合ってやっていけると思うので、下から這い上がっていきたい。
古賀 太陽 選手
(前半の難しい戦いから、後半は非常にリズムが良くなったが、振り返って)
まずは守備の部分で言うと、前半はなかなか相手の最終ラインまで規制をかけられなかった。大きく横に振られたときに自分たちの形が崩れてしまうこともあったので、その辺りを人を掴みに行く分(ボールが)自分を頭を越えた時に全力で戻るとか、ブロックをもう一度作り直すとか、そういったことが必要だったのかなと思う。
攻撃面では、なかなか相手の前からのプレスを剥がせていなかった。今日のシステムで言うと自分とユウジくん(高橋)から上手くボールを入れていくシーンをもっと作らなければいけなかった。今シーズンを通して言えることだが、もっと整理してプレーしていかなければいけないと思う。

(後半はどのように修正された?)
(システムが変わって)完全に人に強くいけるポジショニングにはなったので、一番はそれが大きかった。前からのプレッシャーがかかるようになったことが一番の要因かなと思う。

(2-2で勢いづいた時に畳みかける3点目が取れなかったが)
チャンスもあったし、上手くはめていきながら良い形でボールを奪うことは何度かできていた。決めきるところはもちろん大事だし、ああいった時間帯に点が取れない時こそ、後ろがもっと締めなければいけなかった。特に右サイドは上手く流動的にフリーマンを作られることは多かったと思うので、人に行くという前提のポジショニングであったとしても、一番危ないところをしっかり埋めなければいけないし、共有することはシーズンを通しての課題だと思う。

(システムでの優位性を活かせなかったゲームだった?)
3バックでも4バックでも、上手くフリーマンを作りながら剥がしていくという作業をやれていなかったし、そこを意識的にやっていくことがもっと今のチームに必要だと思うし、ポジショニングひとつで解決できることにもっと目を向けなければいけない。

(最終戦セレモニーを振り返って)
サポーターの皆さんの反応は当然の反応だったと思うし、僕ら選手たちからしても今年の1月にルヴァン優勝を逃してから、タイトルを獲るためにシーズンをスタートしたのにこの結果なので、本当に申し訳ない気持ちが強い。不甲斐ない試合を多く見せてしまったことは責任を感じている。ただそれでも会場に足を運んでくれたサポーターの方は本当に多かったので、来シーズンこそ、簡単にタイトルを獲れる状況ではないけれど今年よりもより上に、少しでも向上していく姿を見せなければいけないと思っている。

All Rights Reserved, Copyright (C) KASHIWA REYSOL