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歴史年表 2016-2020

1995年からJリーグを歩んできたレイソルの歴史です

2016

下平隆宏監督の抜擢に応え
アカデミー出身の若手選手が台頭

開幕から3試合でミルトン メンデス監督が退任し、クラブ生え抜きの下平隆宏監督が急遽就任。開幕からの7試合で3分4敗とJ2降格の危機にまで陥ったが、下平監督がアカデミー指導者時代から携わってきた若手選手を大抜擢すると、見違えるような戦いぶりで波に乗った。GK中村航輔、DF中谷進之介、DF中山雄太、MF小林祐介、MF中川寛斗らの活躍に加え、新加入のFWディエゴ オリヴェイラが得点を量産。ルヴァンカップも合わせると公式戦7連勝を達成するなどし、J1-1stステージは7位で終えた。

6月には前季のチーム得点王・FWクリスティアーノが甲府から半年ぶりに復帰。さらにチーム力を高めると、3連勝、5戦無敗など勝ち点を積み重ね、ステージ優勝やACL出場権獲得へ向けた年間順位3位以内も射程圏にとらえたが、終盤に痛い星を落とし、3シーズンぶりのACL出場はならなかった。

成績
明治安田生命J1リーグ-1stステージ 6勝6分5敗/20得点・21失点/7位
明治安田生命J1リーグ-2ndステージ 9勝3分5敗/32得点・23失点/5位
明治安田生命J1リーグ年間総合 15勝9分10敗/52得点・44失点/8位
YBCルヴァンカップ グループリーグ敗退(Bグループ4位)
天皇杯 ラウンド16敗退
リーグ戦チーム最多得点 ディエゴ オリヴェイラ(12得点)
Jリーグ表彰選手 クリスティアーノ(優秀選手)
中村航輔(優秀選手)
中谷進之介(優秀選手)
トピックス
1.16 新体制発表会でFW伊東純也選手ら9選手の加入を発表
3.12 ミルトン メンデス監督に代わり、下平隆宏監督が就任
4~5月 リーグ戦5連勝、カップ戦を合わせて公式戦7連勝を達成
8月 中村航輔選手がリオデジャネイロオリンピックに出場(2試合出場)
8.28 ディエゴ オリヴェイラ選手が川崎戦でハットトリック達成(クラブ史上15回目)
10月 中山雄太選手、中村駿太選手がU-19日本代表としてアジア選手権で初優勝。翌年のU-20ワールドカップの出場権獲得
12.20 Jリーグアウォーズでクリスティアーノ選手、中村航輔選手、中谷進之介選手が優秀選手賞を受賞
トピックス

2017

リーグ戦で破竹の8連勝達成!
ACLプレーオフ出場権を勝ち取る

下平体制が2シーズン目に入り、アカデミー出身選手を中心に、前線から連動したプレッシングと、ビルドアップからの攻撃がより成熟。リーグ戦序盤こそ躓いたが、4/16神戸戦の劇的な勝利を皮切りに、6/4浦和戦まで8連勝を達成するなど、一時は首位に立つ活躍を見せた。夏場は9試合連続無敗、ラスト5試合も無敗と、勝ち点を伸ばしリーグ戦4位でフィニッシュ。天皇杯の結果により、2015シーズン以来となるACLプレーオフ出場権を獲得した。

選手個人の活躍も目立った。GK中村航輔は5月に初めての日本代表入りを果たし、「5月J1月間MVP」「Jリーグベストイレブン」にも選出。DF中山雄太はU-20ワールドカップの中心としてベスト16入りに貢献し、Jリーグで最も活躍した若手選手に贈られる「ベストヤンクブレーヤー賞」「日本スポーツ大賞新人賞」「TAG Heuer YOUNG GUNS AWARD」など数々の表彰を受けた。

明治安田生命J1リーグ 18勝8分8敗 49得点/33失点 4位
ヤマザキナビスコカップ グループステージ敗退
天皇杯 ベスト4
リーグ戦チーム最多得点 クリスティアーノ(12得点)
Jリーグ表彰選手 中山 雄太(ベストヤングプレーヤー賞)
中村 航輔(ベストイレブン)
クリスティアーノ(優秀選手賞)
トピックス
1.14 新体制発表会で小池龍太選手ら5選手の加入発表
4.8 大谷秀和選手がレイソル所属のみでのJ1通算300試合出場、クラブ史上初の快挙達成
5.25 中村航輔選手が日本代表に初選出される
5~6 中山雄太選手がU-20ワールドカップでベスト16入り
6.4 浦和レッズに1-0で勝利し、リーグ戦8連勝を達成
11.29 伊東純也選手が日本代表に初選出される
12.2 J1リーグ全日程を終了し、4位となる(1/1天皇杯決勝の結果によりACLプレーオフ出場権獲得)
12.5 Jリーグアウォーズで中山雄太選手が「ベストヤングプレーヤー賞」、中村航輔選手は「ベストイレブン」に選出
12.29 第97回天皇杯準決勝で延長戦の末、横浜F・マリノスに惜敗
トピックス

2018

異例の連続監督交代
勝ち点2及ばず3度目のJ2降格

1月30日のACLプレーオフに勝利し、3年ぶりのACL本選出場。幸先のよいスタートを切ったかに見えたが、前年の天皇杯準決勝からの休養や新チーム立ち上げが限られた影響からか、ACL、リーグ戦ともに勝ちきれない試合が続いて低迷。5月中旬に下平隆宏監督のあとを、加藤望ヘッドコーチが引き継ぎ、チームの立て直しをめざした。

加藤新監督のもと、韓国キャンプではハードなトレーニングを積み、新たなサッカーに取り組んだ。しかし再浮上を目指した後半戦、守護神・中村航輔が2度目の脳震盪により長期離脱を余儀なくされるなど、リーグ戦再開から4連敗。長崎戦、広島戦と大勝した試合もあったがそれが続かず、J2降格圏に陥る。残り2試合で岩瀬健監督にスイッチし、大阪勢との2連戦にすばらしい戦いを見えたが、勝ち点2及ばず、2009年以来のJ2降格となった。

成績
明治安田生命J1リーグ 12勝3分19敗 47得点/54失点 17位
AFCチャンピオンズリーグ グループステージ敗退
YBCルヴァンカップ ベスト4
天皇杯 3回戦敗退
リーグ戦チーム最多得点 江坂 任、瀬川 祐輔(9得点)
Jリーグ表彰選手 伊東 純也(優秀選手)
トピックス
1.10 新体制発表会で澤昌克選手ら10選手の加入発表
1.30 ACLプレーオフでムアントンを3-0で破り、本選出場を決める
4.4 ホームで全北現代に敗れ、ACLグループステージ敗退が決まる
5.13 下平隆宏監督の退任、加藤望ヘッドコーチの監督昇格を発表
5.31 中村航輔選手が「2018 FIFAワールドカップ」日本代表メンバーに
10.14 YBCルヴァンカップ準決勝第2戦、PK戦の末、決勝進出ならず
11.24 岩瀬健・新監督のもと、J1第33節・セレッソ大阪戦に3-0勝利も、J2降格決定
12.1 栗澤僚一選手が現役を引退
12.13 ネルシーニョ監督の5季ぶりの復帰を発表
トピックス

2019

2度目のネルシーニョ体制で1年でのJ1復帰果たす
最終節には歴史的大勝も

1年でのJ1復帰へ向けて、6シーズンぶりにネルシーニョ監督と井原正巳ヘッドコーチを招聘。前半戦こそなかなか勝点を伸ばせず、一時はJ1昇格プレーオフ圏外の7位まで順位を落としたが、6/22千葉戦の勝利を皮切りに8/25岐阜戦まで11連勝を達成。7/31岡山戦後に今季初の首位に立つと、差を詰められることはあってもその座は最後まで譲らず。1試合を残した11/18町田戦の勝利で1年でのJ1復帰とJ2優勝を決めると、最終節京都戦では、オルンガの8ゴールなどで13-1という歴史的大勝を挙げ、有終の美を飾った。

J2得点ランキングでは、最終節で8ゴールを挙げたFWオルンガが27得点で2位、19得点のFWクリスティアーノも5位。アシストランキングでもクリスティアーノが19アシストで1位、FW瀬川祐輔が11アシストで2位につけるなど、攻撃陣の活躍が目立った。守備陣では、前年2度の脳震盪に苦しんだGK中村航輔が3月に日本代表に復帰すると、12月にはDF古賀太陽も初の日本代表入り。アカデミー出身者も大きく飛躍を遂げた1年となった。

成績
明治安田生命J2リーグ 25勝9分8敗 85得点/33失点 1位
YBCルヴァンカップ グループステージ敗退
天皇杯 3回戦敗退
リーグ戦チーム最多得点 オルンガ(27得点)
トピックス
1.14 新体制発表会で染谷悠太ら10人の新加入選手を発表
2.24 J2開幕。ネルシーニョ監督の6シーズンぶりの復帰となった開幕戦を勝利で飾る
7.31 J2第25節・ファジアーノ岡山戦に勝利し、今季初の首位に立つ
8.25 J2第29節・FC岐阜戦に勝利し、リーグ戦11連勝を達成
11.16 J2第41節・FC町田ゼルビア戦に勝利し、1年でのJ1復帰とJ2優勝を決める
11.24 J2最終節・京都サンガF.C.戦に13-1の歴史的大勝
1試合13得点は、Jリーグ全カテゴリーでの最多得点記録。オルンガの1試合8ゴールは個人の最多得点記録となった
12.4 中村航輔選手、古賀太陽選手が日本代表に選出(古賀選手は初選出)
12.8 Jリーグアウォーズでネルシーニョ監督が優勝監督賞に輝く
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2020

オルンガがMVP&得点王の大活躍
J1復帰シーズンを7位、ルヴァン杯準優勝

大量13選手を補強して迎えたネルシーニョ監督による3季目。2月の公式戦開幕から連勝と最高のスタートを切ったが、新型コロナウイルスの感染拡大により思わぬ試合中断を強いられた。約4か月の中断を経て、ようやく7月に公式戦が再開した。

再開当初は連敗を喫したが、フレッシュな選手たちの躍動がチームを一変させ、夏場にかけて上位争いに加わる好位置につけた。チームを牽引したFWオルンガは7/18湘南戦から8/19神戸戦まで10得点、リーグ史上2位タイの7試合連続得点とリーグを席巻した。ルヴァンカップでは7年ぶりの決勝進出を果たしたものの、チーム内での集団感染により、11/7予定の決勝は延期となり、活動休止を強いられた。結局リーグ戦は7位、ルヴァンカップは準優勝とあと一歩頂点に届かず。しかし一方でネルシーニョ監督によるチーム作りが一定の成果を見せた一年でもあった。シーズン終了後にはオルンガとGK中村航輔が海外移籍、多くのサポーターが別れを惜しんだ。

成績
明治安田生命J1リーグ 15勝7分12敗 60得点/46失点 7位
YBCルヴァンカップ 準優勝
天皇杯 不出場
リーグ戦チーム最多得点 オルンガ(28得点)
トピックス
1.14 新体制発表会でGKキム スンギュら13選手の加入発表
2 新型コロナウイルスの影響により、公式戦中断(6月まで)
8.19 FWオルンガが神戸戦でリーグ史上2位タイとなる7試合連続ゴール達成
10.7 YBCルヴァンカップ準決勝で横浜FMを破り、7年ぶりの決勝進出
12.19 リーグ戦最終節を終え、J1復帰シーズンを7位フィニッシュ
12.22 Jリーグアウォーズで、FWオルンガがMVP、得点王、ベストイレブンを受賞
1.4 YBCルヴァンカップ決勝でFC東京に0-1で敗れ、タイトル獲得ならず
トピックス

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