KASHIWA REYSOL
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決して簡単な試合ではなかった。マリノスさんも我々を分析し、そして我々が攻撃しづらい形で守備をしてきたことで、我々がうまく打開できない時間帯も多くあった。決して多くチャンスは作れていなかったものの、今日チームは決定力の高さという部分を表現してくれた。もちろん、4-1で終えたことが勝ち上がることを決定づけているとは決して思わないが、3-1で終わるのと4-1で終わるのでは大きな差があると思う。いずれにせよ、マリノスさんも多くのチャンスを作っていたし、彼らが危険なチームであることを改めて実感した試合になった。日曜日の第2戦に向けて、しっかりといい準備をして臨まなければいけないと気を引き締めている。

（2点目のループシュートは）キーパーが前に出ていて、イメージが湧いたので打てた。2点差と3点差では、やっぱり第2戦に向けてチームとしては楽になると思うし、良かったと思う。ただ2戦合計で勝たなきゃいけないので、1失点してしまった中で、やっぱり守備をしながらも、もう1点をとりに行くことが必要だと思いながら、みんなもやっていたと思う。2戦目は相手が3点を取りに前半から勢いを持って入ってくると思うので、その勢いに飲まれないように、自分たちもさらにもっともっと相手より勢いを持って入ることが必要だと思う。

（先制点につながる場面など）意識的にもスルーパスは常に狙っているので、今日に関しては味方の動き出しに合わせられた。今日はチームとして常にいい準備をして、選手が入れ替わってもいいパフォーマンスが出せるということを証明できたので、またチームとして成長できた試合だったかなと思う。まだ2戦目があるので、もちろん3点のアドバンテージはあっても油断はできないし、（プレーオフラウンドの1戦目で3点リードした）ヴェルディ戦の時のように、ここでもう1回チームとして引き締め直すことが重要。前回は1点先に入れられて、少しバタバタしてしまった部分もあった。やっぱり失点しないことは第一だと思うが、それ以上にやっぱり自分たちの色をまず出すことを大事にしながら、3点のアドバンテージをうまく利用して戦いたい。

先制点に繋がったプレーに関しては、練習でよくやっている形で、左サイドの連携もできているということもあって、結果的にミツからのマイナスボールがゴールに繋がった。ただ相手チームのカウンター攻撃、そしてボールの保持率も高かったので、そういう意味では我々には難しい展開にもなった。やっぱり自分たちは前線でのプレスが1つのチームの特徴であって、それがうまくはまればやっぱり得点機も生まれる、得点の可能性も高まるので、今日はそういう形を出すことができた。

失点シーン以外は自分の中でいいプレーができたのかなと思っている。ただ、失点はクロスからというところで、自分のところとチームとしてという点で、両方とも次に向けてしっかり改善して活かしていきたいし、クリーンシートにできればより良かった。クロスについては警戒していた点ではあったが、練習の中で日頃からしっかり積み上げているし、今日は失点に繋がってしまったが、次に無失点にできるようにどう生かせるかというのは自分たち次第だと思うので、映像も含めてしっかり振り返って、また練習で落とし込んで、試合でいいプレーをしたい。