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2005年09月01日(木)
佐藤 東里氏のご逝去について

 去る8月30日、弊社初代社長を務めました佐藤東里氏(76)が、入院先の都内の病院でお亡くなりになりました。ここに慎んでご冥福をお祈り申し上げます。
 佐藤東里氏は、平成4年4月1日、株式会社日立製作所副社長の立場で、プロ化を目指すに当たり設立された運営会社(株)日立スポーツ(平成8年に現 (株)日立柏レイソルに改称)の社長に就任。在任期間は平成7年5月30日までの3年2ヶ月に及びました。悲願かなってJリーグ昇格が正式決定した平成6 年11月15日、Jリーグ事務局からの昇格決定を告げる電話に、高々とピースサインを掲げた佐藤氏の笑顔が思い起こされます。プロ化、Jリーグ入りという サッカー界の変革期に、また弊社草創期に、陣頭指揮を執られたのが佐藤氏でした。「メーカーは年間を通して業績が出るが、サッカーは1日ごとに勝敗がつく。これがつらいね」と笑いながらおっしゃられていたありし日の姿が、本当に懐かしく思い出されます。合掌。
 なお、チームは故佐藤東里氏への弔意として、9月3日に開催されるJ1リーグ第22節・FC東京戦におきまして、選手全員喪章を付けて戦わせていただきます。

平成17年9月1日
(株)日立柏レイソル代表取締役社長
小野寺重之

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