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サッカーのエリートコースとは無縁だった少年時代
だが、いつもそばにサッカーボールがあった
教育熱心な家庭に生まれ、サッカーでも勉強でも一切妥協はなかった
強い意志で突き進んできた道の途中
思いがけない縁が近藤の人生を大きく切り拓く
TEXT:鈴木 潤 PHOTO:飯村 健司

 
生い立ち―――

 2010年3月3日。おそらくコンディションが良いのだろう、大分との開幕戦を4日後に控え、午後の春光を浴びる顔つきは溌剌としている。自身の生い立ちについて質問を受けると、食を進めていた手を一旦止めた。「生い立ちですか?」。そうこちらに聞き返したあと、再び食事の手を進めて、そして語り始めた。

 近藤直也は、1983年10月3日、栃木県宇都宮市に生まれた。父親の仕事の都合上、3歳の1年間をアメリカで過ごすと、帰国後居住の地となった茨城県つくば市でサッカーと出会うことになる。

「サッカーを始めたのは幼稚園ぐらいかなぁ。もともとは兄貴がサッカーをやっていたんで、その影響です。幼稚園だからチームに入っているわけじゃなくて、毎日友達とボールを蹴って遊んでいました」

 幼少時代から、遊び感覚でボールに慣れ親しんだ近藤は、竹園西小学校入学後に地元のサッカークラブ・竹園西FCへ入団する。現在、レイソルで最終ラインの一角を担う頼もしい姿からは想像もつかないが、小学生時代は小柄で、背丈は前から3、4番目だったという。

 ただし、小さくともチーム内では群を抜いて上手く、高学年になると竹園西FCでトップ下を務める攻撃のキーマンとなった。小学5年の時には、2歳年下のカレン・ロバート(磐田)をはじめ、竹園西FCのチームメイトとともにレイソルジュニアのセレクションを受けに行き、新6年生のそれに合格したというのだから、相当能力は高かったのだろう。しかしせっかく通ったセレクションも、「小学生だったので柏まで通えないと思ったから」との理由で、この時のレイソルジュニアへの入団はやむを得ず断念した。


なんだコイツ―――

 だが奇縁があった。竹園東中サッカー部に所属していた中学2年時、知り合いを通じてレイソルジュニアユースへの練習参加の機会を得ることになる。夏休みだけの期間限定も、3年前は飛び込まなかった世界に、今度は思い切って足を踏み込んだ。


 そこで目の当たりにしたもの、それは地元の比ではないレベルの高さ。周囲を見渡しても上手い奴らばかりがゴロゴロしている。そして、そのハイレベルの集団の中にあって、「なんだコイツ、ゴリゴリのプレーして。でも強いな……」と近藤を唸らせる、髪を短く刈り込んだ当たりの強いストライカーがいた。彼こそが、後にレイソルとU-20日本代表でチームメイトとなる宇野沢祐次(現AC長野パルセイロ)だった。



沸き起こる思い―――


 こういう高いレベルでやってみたい――。炎暑での練習参加は、そんな気持ちをふつふつと湧き上がらせた。ただし、コーチ陣の目に留まるわけでもなく、このレイソルとの邂逅は当初の予定通り夏だけで終わった。

 竹園東中では好成績を収めることなく、近藤個人としても県選抜などの経験もなかったため、進路を決定する際に「高校サッカー名門校」の選択肢は存在せず、進学先には地元の竹園高校を選んだ。

 しかし運命的な出来事は、中学3年の秋に訪れる。
「たまたまなんですけど、サッカー雑誌を読んでいたら、レイソルユースがセレクションを開催するって載っていたんです。それを見て受けに行きました」

 セレクション募集要項の発見は単なる偶然か、それともレイソルとの宿縁があったのか。いずれにしても、近藤は見事にセレクション通過を勝ち取った。

 1999年。近藤直也はこうしてレイソルのユニフォームに袖を通した。その後長きに渡りこの黄色のシャツを身に纏い、いずれトップチームの中核選手になろうとは、この時は当然知る由もなかった。
※この続きは、モバイルレイソルで全4回にわたって連載いたします。今後は、育成組織時代、サッカー以外の生活、プロ入り後などへ。



『れいたくキャンパスプラザ』
ホテル&レストラン「まんりょう」

Today's MENU
生ハムとトマトのサラダ セルフィーユのヴィネグレットソース
真鯛のソテー じゃがいものニョッキ きのこ添え マルサラ酒のソース
紅茶のパンナコッタ バニラアイス添え




GUIDE
廣池学園 麗澤大学
れいたくキャンパスプラザ(ホテル・レストラン)
千葉県柏市光ヶ丘2-1-1
TEL:04-7173-3558
FAX:04-7173-3550
E-mail:hotel@ga.reitaku-u.ac.jp
アクセス:南柏駅東口よりタクシーまたは東武バス(1番今谷経由・酒井根行)乗車、約5分、「廣池学園」で下車。
COMMENTS
 レストランの創業はホテルと同じ時期に始めましたので約40年になります。人気メニューとしては、昼は和・洋の日替わりランチ、ビビンバランチ、オムライスランチ、夜は定食メニューもございますが、会食でご利用される方が多く、こちらの和・洋、両方のシェフの料理をご提供させていただくことが多くなっております。ご予約がなくてもご利用は可能です。

 廣池学園の構内の落ち着いた雰囲気、木々が多く、桜通り、薔薇園、秋は紅葉、5月には『なんじゃもんじゃの木』が見頃を迎えますので、木々の移ろいを散策していただき、その時にお食事もという感じでご利用いただければと思います。学校行事のある時だけ、年に数回ほど規制がありますが、一般の方も歓迎させていただきます。
 レイソルには、今年はぜひJ1に戻っていただき、また当レストランをご利用いただければと思います。
(れいたくキャンパスプラザ支配人 吉良 勉様)
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(1)ご宿泊料金お1人様1,000円引き。(電話予約時にアソシエイツ会員であることの意思表示とアソシエイツ会員番号をお知らせ下さい)      
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・知人の方でもレイソルアソシエイツ会員の紹介があれば可、ご予約時にレイソルアソシエイツ会員番号をお伝え下さい。
※宿泊日前日までの電話予約に限ります。当日宿泊は受付けいたしませんのでご注意下さい。
(2)レストラン「まんりょう」でのご飲食合計が1,000円以上なら10%OFF(同伴者含む・レイソルアソシエイツ会員証提示)


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