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Vitoriaインタビュー

Vitoria vol.332
interview

3DF
ユン ソギョン

YUN SukYoung

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----FC 東京戦は攻守において狙いどおりの試合運びができたのではないですか?

「そうですね。プレスに関してもポゼッションに関しても我々が狙っている試合ができました。いくつか危ない場面はありましたし、終盤にPK で1失点しましたが、最後まで選手たちが集中を切らさずに守れたことが4-1という勝利につながったと思います」

----ユン選手は第22 節の清水エスパルス戦から6試合で連続スタメン出場です。出場機会を伸ばしている要因をどのように考えていますか?

「ケガからの復帰後は、プレーすればするほどコンディションも上がり、自信も蘇ってきました。左サイドで一緒にプレーするハモン(ロペス)の存在も大きく、彼がいることによって自分の長所を出せていますと思います。ハモンは攻撃で高い能力を持っている選手ですので、私はハモンが攻撃に専念できるように後ろからのサポートを心がけています。さらにハモンは守備をしてくれますし、特に我々がリードしているときには献身的に守備をこなしてくれています」

----前半戦は伊東純也選手、小池龍太選手の右サイドからの攻撃が中心でした。最近ではハモン選手とユン選手の左サイドからの攻撃も武器になりつつある印象を受けます。

「私も前半戦を見ていて、レイソルは右サイドからの攻撃が強く活発だと思っていました。選手の特徴もあると思いますが、ビルドアップも右へ流れていく傾向にあったと思います。ただ、ハモンが出始めてからは彼が1対1で突破できるので、それを周囲も認識し、左サイドにもボールが流れていくようになりました。対戦相手によって戦術は変わりますが、自分が相手のサイドハーフを引き出してハモンをフリーにしたり、対戦相手によっては外に開いてウィングのような位置に入ることもあります」

----9月25日には韓国代表に選出されました。感想はいかがですか?

「昨年10月以来、約1年ぶりの代表になります。また代表に行けることになって光栄に思います。チームで結果を残したことで選ばれたと思っているので、一緒にプレーしているチームメートに感謝したいと思います」

----ユン選手にとっては新監督が就任してから初めての代表です。今回の代表への意気込みは高いのではないですか?

「監督が替わって代表チームのサッカー自体が変わったと思います。シン・テヨン監督とは監督としては一緒にプレーしていませんが、ウリ・シュティーリケ前監督の下でコーチをしていましたし、戦術面で多くのアイデアを持っている方です。私は気持ちを楽にして、今までやってきたことを発揮するだけです」

----今節は代表戦前のリーグ戦で、相手はヴァンフォーレ甲府です。印象は?

「私がケガから復帰して、レイソルで最初に出場した相手が前半戦のヴァンフォーレ戦でした。結果も0−0 でしたし、その時には守備を分厚くしてカウンターを狙ってくるチームだと感じました。ただ、我々は東京戦でも4 得点を奪って勝ちました。この良い雰囲気を継続してヴァンフォーレ戦に臨めれば、相手の守備が堅くても得点は生まれると思います」

----ヴァンフォーレの警戒すべき点は?

「カウンターには警戒しています。我々がボールを失った瞬間が最も警戒すべき時だと思うので、そこを逃さずに止めることができればと思っています。我々が攻撃している時間も、できるだけ前線の選手が攻撃に専念できるようにして、ただ攻撃をするのではなく全体のバランスを見て、相手のカウンターに備えていけば防げると思います。状況を見て、私も左サイドでは積極的に攻撃へ参加していこうとは思っていますが、その時は逆サイドのリュウ(小池)、ボランチのタニくん(大谷秀和)、(キム)ボギョン、(小林)祐介がリスク管理をしてくれるので問題はないと思っています」

----ピッチ上では日本語でのコミュニケーションも問題はありませんか?

「練習中も試合中も話をしています。一番話をするのは(中山)雄太、ハモン、タニくんですが、簡単な日本語ならば大丈夫ですし、雄太とハモンとは英語を交えながらコミュニケーションを取って確認しています」

----首位・鹿島アントラーズとの勝点差は8。残り7 試合に向けての豊富と、サポーターへのメッセージをお願いします。

「勝点差は8 ですが、1試合1試合最善を尽くして良い試合ができれば十分逆転できる差だと思っています。東京戦は満席の中、良い雰囲気で試合ができたので4−1と大差をつけることができました。常に叱咤激励をしてくれるサポーターの声が我々の力になっていますので、残り7 試合も引き続き熱い声援を送っていただければと思います。私も選手として、サポーターに少しでも楽しみを与えられるように一生懸命頑張ります」

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