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Vitoriaインタビュー

Vitoria vol.323
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18FW
ドゥドゥ

dudu

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----5月3日に行われたルヴァンカップのジュビロ磐田戦では、ドゥドゥ選手は何度も相手のゴールに迫りましたが、ネットを揺らすことができませんでした。相当悔しかったのではないですか?

「皆さんから言っていただいているのですが、すごく良い試合ができたと思っています。しかしその中でチャンスがありながら決めることができなかった。ゴールだけが欠けていた試合だったと思います。『ゴールを決めたい』という思いが強かった分、試合後には落ち込みました。すごく悲しかったです」

----クリスティアーノ選手とディエゴ・オリヴェイラ選手は「サッカーではよくあること。それが今回はドゥドゥに起きた」と話していました。彼らから声をかけられましたか?

「試合後、ディエゴとクリスからは『頭を下げることはない。サッカーはこういうものだから、前を向いていればチャンスはまた訪れる。そこで決めればいい』と言われました」

----ベガルタ仙台戦では、そのチャンスをモノにしました。ジュビロ戦の悔しさを晴らそうという気持ちが強かったと思います。

「ベガルタ戦の前まで、自分の中でジュビロ戦の結果を少し引きずっていましたが、『今度は必ず決める』と思ってベガルタ戦に入り、そして決めることができたので、少しは悔しさを払拭できたと思います」

----ルヴァンカップの2 試合、ドゥドゥ選手は非常に良いパフォーマンスを見せています。個人的にも手応えをつかんだのではないでしょうか?

「自分だけではなく、どの選手にも言えることだと思いますが、良い試合をすることは自信になりますし、次に向けてもリスクの取れるプレーを選択できると思います。それを通してピッチの中で成長していけるという機会を得たと思っています。ジュビロ戦で決められず、ベガルタ戦で決められたことは、その過程のひとつでした」

----ディエゴ・オリヴェイラ選手とのコンビネーションはいかがですか?

「おそらくレイソルに来てから、ディエゴと一緒に45 分以上プレーしたのは初めてだったと思います。ディエゴはとても頭の良い選手です。自分に足りないものを補ってくれますし、僕がやりやすいように動いてくれるので、彼に助けられて良いコンビネーションを発揮できたと思います。試合が終わった後も、ディエゴと『良いプレーができたね』と話して、幸せを感じていました。ただ、ジュビロに負けて、ベガルタには引き分けてしまったので、『結果をなんとかしなければいけない』という話もしました。ディエゴとは日頃も一緒にいる機会が多く、とてもやりやすいです。今後、クリスやハモンとも、どういったプレーをできるのか楽しみです」

----今回はFC 東京と対戦します。相手の印象はいかがですか?

「レギュラー組もサブ組も、本当に良い選手が揃っていますし、難しい試合になると予想しています。14日のリーグ戦で勝った試合を参考にしながら、どこにスペースができるか、自分のパスコースはどこにできるのかをミーティングを通じて分析し、相手の強みと弱みを見極めことを怠らずにやっていきます」

----決勝トーナメントへ進むためには、残り2 試合で2 勝が必要になります。

「やることは限られています。真剣に練習に取り組み、準備を怠らずに、自分がいつスタメンで起用されてもいいようにする。それがチームの勝利につながり、チームの勝利が重なることでグループステージ突破が見えてきます。FC 東京戦、その後のコンサドーレ札幌戦をひとつずつ戦い、2 勝したいと思います」

----ドゥドゥ選手は日本に来て1年2 ヶ月になります。日本の生活ではどのようなことを感じていますか?

「日本人は相手をリスペクトする気持ちや、思いやりが強いですね。これは日本にいる間だけではなくて、いつか僕がブラジルに帰国したり、他の国でプレーすることがあっても、人として、日本で学んだことを自分の人生の宝物として持ち続けたいと思います」

----ブラジル人選手4 人は、いつも仲良くしています。ドゥドゥ選手にとってどんな仲間たちですか?

「常に冗談を言い合っているだけですけど、楽しいことが好きな集まりなので、その中で自分の役割はちょっかいを出して、"一番ウザイ奴"だと思われていると思います(笑)」

----ドゥドゥ選手の今季の目標と、サポーターへのメッセージをお願いします。

「目標はチャンピオンになること。そのためにも僕は最善を尽くして準備をしていきます。そこで機会を得た時には、ゴールという形で勝利へつなげ、さらに優勝へとつながる連鎖を起こしていきたいと思いますので、サポーターの皆さんは期待していてください」

 

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