TOP > ファンゾーン > ファンコンテンツ > インタビュー > Vitoria vol.310

ファンゾーン

Vitoriaインタビュー

Vitoria vol.310
interview

5DF
増嶋 竜也

Tatsuya MASUSHIMA

---現在3連勝中です。1stステージの5連勝と比較して意味合いも違うかと思いますが、増嶋選手はどう感じていますか?

「前回の連勝は自分たちが我慢して失点をゼロに抑えれば勝てるという感じでした。今回はやろうとしている形を出せて、点を取れる可能性がある中での連勝です。今は攻撃力が上がったので、そういう違いはあると思いますね。あと、前半戦は失点しないからバタつくことが少なく、勢いで勝てていた部分もありましたけど、連勝が終わった後からは失点をすると立て直すのに時間がかかり、中には2点目、3点目を取られて負けてしまう試合もありました。でも2ndステージではタニくん(大谷秀和)がケガから戻り、クリさん(栗澤僚一)もスタメンで出ることによって、失点をしても切り替えられるようになってきたと思います」

---無失点で勝つに越したことはないと思いますが、ガンバ大阪戦の2−2からの勝ち越しや、ジュビロ磐田戦の逆転勝利を経験することで、失点をしても動じないメンタリティーは生まれていくものですか?

「生まれますね。今のチームには爆発的な攻撃力を持った選手が前線に3人いますし、みんなの中にもチャンスは絶対に作れるという自信があります。先に1点を取られても、まず同点に追いつけば、逆転まで持っていけるという雰囲気はみんなが持ち始めていると思いますね。若い選手と話していても、そういう雰囲気は感じられます。でも無駄な失点は減らさなければいけないです。失点をしてから火がつくのではなく、後ろはゼロに抑えて勝ちきる。特に夏場は体力的にもきついですから、守備から入ることが大事だと思います。最近は内容も良くなっていますし、開幕当初のように「内容が良いのになぜ失点をしているんだろう?」というパターンではなく、最近の失点は原因がわかっています。そこを修正すればいいだけなので、逆に良いのかなと思いますね」

---増嶋選手自身は、この連勝中は終盤に出場し、リードした試合を逃げ切るための"クローザー"のような存在になっています。

「今まではスタメンで出ることがほとんどだったし、途中から出ることはあまりなかっただけに、この歳になって期待どおりのプレーをして、与えられた仕事をきっちりこなせばもっと試合に使ってもらえるのかなという気がしています。数年前のキタジさん(北嶋秀朗)、ヨンハさん(安英学)は出場時間に関係なく、起用されたら必ずインパクトを残していました。もちろん自分もスタメンで出たいのは変わりませんし、ポジションを譲った気持ちは一切ありませんが、試合に出ていないときに何ができるか、そして試合に使ってもらったら活躍するというのはチームにプラスの要素を与えると思います。キタジさんなんていつもギラギラしていたし、その姿が格好良かった。俺も試合に出られないときに、ふとキタジさん、ヨンハさん、ヒョウさん(兵働昭弘)の存在を思い出すんですが、あの人たちの偉大さを感じますね。今の若い選手がどう感じているかはわからないけど(笑)、俺も数年前のキタジさんたちのように、若手たちがまったく手を抜けない雰囲気を作っていけたらと思います」

---今節、4連勝を懸けて対戦するのは横浜F・マリノスです。

「個人的にもF・マリノスとは相性が良いんです。高校生のときの天皇杯ではF・マリノスから点を取りましたし、プロ初ゴールもF・マリノス戦。今年のナビスコカップでもセットプレーから2得点。F・マリノスから結構点を取っているんです。今回も出場のチャンスが来たら、与えられた仕事をこなしたいと思います」

---F・マリノスの警戒すべき点は?

「外国籍選手が強烈ですね。前節は(中村)俊輔さんが欠場しましたが、俊輔さんが入ることによって、さらに外国籍選手の力を活かせますし、俊輔さんにはセットプレーという武器もある。特に前回の対戦はセットプレーから3失点しました。こっちのリズムが悪くなくて、流れの中から崩されていなくても、セットプレーで失点をするとなかなかリズムを引き寄せづらい。レイソルは2試合連続でセットプレーから失点をしていますし、先日の練習試合でもセットプレーから失点をしました。でもそこはいくらでも直せるポイントだから、今週は普段以上に意識して守備面の修正をしていきたいと思います」

---最後にサポーターにメッセージをお願いします。

「もう半分以上終わりましたが、ここで一つ落とすか、連勝するかでこの後の状況が変わってきます。今節に限らず、この夏場は大事な戦いになると思うので、結果にこだわり、誰が出ても結果を出せるような試合を続けていきたいと思います」

 

All Rights Reserved, Copyright (C) KASHIWA REYSOL