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Vitoriaインタビュー

VIitoria vol.292
interview

10FW
大津祐樹

Yuki OTSU

―今節はモンテディオ山形との対戦になります。相手にはどのような印象を持っていますか?

ファーストステージで0 -3で負けた試合は僕も途中から出場しましたが、前から勢いを持ってプレスに来るチームだったので、先制点を取ると勢いがさらに増すという印象を受けました。ゴール数こそ多くはないけど、1点を先取すれば守り切れるチームなので、かなり手ごわい相手ですね。セカンドステージでは結果が出ていませんが、噛み合えば勢いに乗るチームだし、僕たちも引き締めて戦わないといけないと思います。

―勝負のポイントは?

モンテディオは前からどんどんはめにくるサッカーをしてきますし、イシさん(石崎信弘監督)は僕もプロ1年目にお世話になった監督だから、どんなサッカーをしてくるのかイメージができます。モンテディオの前から来るプレスを剥がしていけるかが鍵になると思いますが、そこを剥がせればチャンスは必ず増える。ファーストステージで負けた時から4カ月経っていますし、あれから僕たちもレベルアップをしています。それにあの時はチームも勝てていない時期でしたから、そういうことも影響したと思います。今はチームとしてすごく良い方向へ向かっているので、ファーストステージの対戦とは違った結果にできる自信 はあります。

―レイソルが押し込めばモンテディオを自陣に釘付けにする展開になると思いますが、そうなると今度は引いた相手の陣形をどう崩すかという点が問われます。

そうですね、守備の時には最初は高い位置からくると思いますけど、引いてブロックを作ってくるので僕たちがボールを握って押し込む形にはできると思います。そうなったらあとは最後のところ。個人のアイデアと高い精度でワンチャンスを決め切れるか。そこで僕たちが先制すれば相手は点を取りに来ようとバランスを崩して出てくるので、ファーストステージのような試合にはならないと思います。今度のモンテディオ戦はいつも以上に先制点が大事になる試合です。

―先ほど石崎監督の話が挙がりましたが、恩師と対戦する気持ちはいかがですか?

僕がプロ1年目の監督なので、イシさんと対戦するのは何か変な感じがします(笑)。当時は高卒の選手がすぐに試合に出るには難しい時代だったのに、イシさんはいきなりちばぎんカップや開幕戦でも使ってくれました。それによって、「プロとはこういうものだ」、「試合に出るとはこういうことだ」ということが学べましたから本当に感謝を しています。まだ17 歳の時ですからね(笑)。そういう意味でも、イシさんに成長した姿を見せられるような試合にしたいと思います。

 

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